Reform Column, Q&A
お住まいの状態により、葺き替え、補修、塗装、などを行います。瓦の状態だけではなく、下地の状態などをよく確認する必要があります。
元々の屋根材を撤去して葺き替える場合もあれば、現在の平板スレート瓦やカラーベストなどの上に重ねて施工する「重ね葺き」など屋根材によってもいろいろと違いがあります。
どんな種類の瓦を使っているかによって大きく違ってきます。
屋根そのものの寿命は、粘土瓦(焼き瓦)で20年~25年くらい、スレートやセメント系は10~15年程度で表面の防水機能が衰えるので15年ごとにお手入れが必要だと言われています。 しかし、瓦そのものに問題が無くても風雨や地震などで影響を受けた時にはメンテナンスが必要になることもあります。
(「屋根のリフォームのサイン」もぜひご覧ください。)
いずれにしても10年をすぎた頃から住まいの健康診断の屋根点検をお勧めいたします。 ちょっとした瓦のズレから雨漏りし、大掛かりなリフォームが必要になることもありますので、ぜひ定期的なチェックを行ってください。 ただし屋根の上に登る行為は非常に危険ですので、必ずプロにご依頼ください。
まず、屋根の上は高所でとても危険だからです。一般的な2階建ての住宅の場合、2階の屋根は6~6.5mほどの高さがあるうえ、傾斜があります。
慣れていない方が上ると重大な事故につながる恐れがあります。
また歩き方によっては瓦を踏んで割ってしまうなど、屋根材を傷つけてしまうこともあります。そういった理由から、「プロによる点検」をお勧めするのです。
見積りはちゃんと計測して数量をだしているか。屋根材や工事内容についての説明は詳しかったか。保証はついているか、など、確認すべきポイントはいくつかありますが、一番は信頼でき、屋根だけではなく、住まいを総合的に判断し改修できる工務店(ホームドクター)に依頼することです!