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暖房したお部屋の暖かい空気は約50%近くが窓から逃げていきます。
窓から逃げる熱をいかに少なくするかが、暖かいお家にするための効果的な対策です。
それには、窓の内側にもう1つ内窓をつける方法があります。
比較的安価で効果も高く、1~2時間の工事でさっと済みます。
床からも熱は逃げていきます。
そこで床下収納庫や和室から床下にもぐり、床組の間に専用の断熱材をはめ込みます。
フローリングをめくるなどの作業もなく表面温度を保ちます。
省エネ基準が低かった以前の住宅では床下断熱材が入っていない場合も多いです。
お風呂を沸かす時と同じで、冬場部屋を暖めた熱は上へ上へ逃げていきます。
また夏場の強い日差しによる熱は屋根からどんどん入ってきます。
2階の方が熱いのはこのせいでもあります。
小屋裏や屋根面に断熱材を敷きつめたり、吹きつけたりして対策ができます。
今ある内壁をめくって壁の中に断熱材をはめ込む方法、
薄い断熱材付のボードを今ある内壁にはる方法、
建物の外側から断熱材で包み込む方法があります。
比較的大掛かりな改装工事(間取り変更、外壁塗装工事など)のついでに、ご検討をおすすめします。
温熱環境とは「住宅内の温湿度や快適環境」です。
住宅に住まう際に「快適」と言われる温湿度は・・・
湿度:50~60%で
夏は温度:25℃
冬は温度:22℃と言われております。
これら温熱環境は、高齢者の方々が元気で活動することができる「健康寿命」と密接にかかわっていると言われています。
「健康寿命」とは、「日常を介護なしで、自立した生活ができる生存期間」を言い、
平均寿命から介護(自立した生活が送れない)期間を引いたのが、「健康寿命」と言われてます。
右記のグラフによると
男性は約9年間
女性は約13年間
だれかのサポートが必要になります。
この期間が短くなるように過ごしたいですね。