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「生協さんでたたみを替えてもらえるの?」
今から30数年前、ある組合員さまからのお問い合わせがきっかけでした。
生協として「品質を確保し、組合員さまにご安心していただけるたたみをお届けする。」30数年経った今でも「こだわり」を持っておすすめします。
たたみは「たたみ表」と「床」で出来ています。「たたみ表」には「い草」が必要なのですが、農作物ですので「安心した品質」と「仕上がり」には様々な「こだわり」が必要となります。
「い草」は農作物なので、肥料と薬剤を使用するのですが、コープの「たたみ表」は、生産する農家の方々が情報を持ち寄り毎年の作柄から有機肥料を作り、使用する農薬を最小限に控えながらも丈夫な「い草」を作っています。
「堆肥」は肥料的効果だけでなく、多くのミネラルを含んでおり、堆肥を施す事で土が軟らかくなり植物の根が丈夫に育ちます。軟らかくなった土中では微生物が良く育ち、活発に植物の生育の手助けをしてくれます。
「農薬」は全く撒かない方がいいのですが、ゼロと言う訳にはいきません。「たたみ表」になる茎の部分を強くするために、最低限の農薬で毎日の育成状況をしっかりと見極め、管理をしていきます。組合員さま宅へ届ける為の「こだわり」はい草農家の方々に助けられて実現しています。
和室にはふすまや障子が定番ですね。日本で昔から使われてきたふすまや障子は、家にとってどのような必要性があったのでしょうか。ふすまや障子の素材と構造から、日本の住宅で利用されるメリットや必要性をご紹介します。
【ふすまの誕生】
平安時代に生まれたふすまは、長年に渡って日本住宅の建具として利用されてきました。
寝殿造りを典型としていた平安時代は、大広間を屏風(びょうぶ)や衝立、几帳、簾(すだれ)などで仕切っていましたが、それが元となり柱間の敷居にはめ込む「ふすま」が誕生しました。
現在でも必要に応じて移動できるふすまは、夏場は取り外して広々と風の通る涼しい空間に、冬はふすまを閉めて暖房効果を上げるなど、動く間仕切りとして部屋の間取りを自由に変えることができます。
リビングに和室が隣接している間取りでは、普段はふすまを取り外すことで空間を広く使い、来客時にはふすまで仕切り、独立させることができます。
現在でも純和室には、窓や間仕切りに障子が使われていることがほとんど。
窓に取り付ける障子は「内障子」と言いますが、障子に張られる和紙は目隠しの役割はもちろんのこと、直射日光を程よく取り入れ、室内に拡散させ、部屋全体を均一な明るさにします。
【優れた断熱効果と遮熱効果をもつ障子】
寒い冬に暖房をした室内の暖気は、窓などの開口部から約40%が外に逃げてしまいます。断熱性を上げるため、複層ガラスや二重サッシにすることも効果的ですが、内障子を利用することで、熱損失を約20%に抑えられます。
レースのカーテンも目隠しや採光性がありますが、窓ガラスと隙間ができるため、内障子よりも熱が逃げやすいと言えます。
また内障子は、暑い夏に日射熱を軽減させる遮熱効果もあります。内障子は、冬は暖かく夏は涼しさを保つ、快適な暮らしに欠かせない建具なのです。
コープ住宅では、ふすまの張替え・新調また障子の張替えを承っております。
●張替え施工は3~4日間お預かりします。
●新調は採寸後、約2週間程頂きます。(施工の混み具合によります)
お気軽にご相談ください! ☚こちらクリックでお問合せフォームへ
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