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組合員さまより時々、「朝から給湯器が付かなくって困ってます」とのご連絡をいただくことがあります。
昨日まで使えていたのに突然、給湯器やガスコンロが付かない!となると、日常生活に大きな支障が生じますし、ガスのことなので不安になりますよね。
今日は予備知識として、そんな「ガスの供給が止まった」時の対処方法をお話しします。
家中のすべてのガス機器が使えない場合、ガスメーターの安全装置が作動して、ガスの供給が止まっている可能性があります。
ガスの流れや圧力に異常が発生すると、ガスメーターはガス供給を遮断(自動ストップ)する仕組みになっているのです。
ガスの供給が止まる主な原因としては、次の4つが挙げられます。
(1)ガス漏れ(大量のガスが流れた時)
(2)ガス器具の長時間利用
(3)地震
(4)料金滞納 …(--;
ガス(マイコン)メーターを見て、赤い表示ランプが点滅していないかを確認してください。
赤く点滅していたら、上の原因(1)~(3)に当てはまっています!
原因(4)についてですが、ガス料金を滞納していたとしても、ある日突然ガスが止められることはありません。
それまでに、電話や郵便物などで連絡があったはずですので、今一度ガス会社に確認してみてください。
多量のガスが使用された場合、安全のため、自動的にガス供給が停止されます。
(ゴム管がはずれた時や、工事の際に誤ってガス管に穴が開いた時など)
ガスが付かない時は、一番に、ガス臭くはないかを確認してください。ガス臭い場合、ガス漏れの可能性があります。
いそいでガス会社へ連絡して、点検に来てもらいましょう。
ガス機器は使わず、メーターにも触らないで、窓や戸を開けて換気をしつつ ガス会社の到着をお待ちください。
ガスが長時間にわたり一定量で使われ続けた場合、安全のため、自動的にガスが遮断されます。
・種火の消し忘れ
・ファンヒーターの長時間使用
などが多いようですね。特に種火は、これからの季節、(お風呂などで)消し忘れのないよう気を付けたいポイントです。
大きな地震があると、ガス漏れを防止するためにガスメーターが供給を自動的に遮断します。
また、地震でなくても、ガスメーターに強い振動が加わった場合、同じ様に自動ストップすることがあります。
例えば、
・かなりの勢いで、何かがガスメータにぶつかった時
・外まわりのリフォーム工事や、ご近所で大きな工事(道路、水道他)や事故があった時
…などです。
ガスメーターの表示ランプが赤く点滅しているときは、簡単な操作を行うことで、ガスが再び使えるようになります。
まずは、家の中と屋外にある、すべてのガス機器が止まっているかを確認しましょう。
家庭用のガスメータの種類は、下のイラスト↓にあるように、主に2つのタイプに分けられます。
ご自宅のメーターの「表示ランプ」がどこにあるか、わかりましたか?自動ストップした場合、そのランプが赤く点滅しているはずです。
↑大阪ガスホームページ「大阪ガス あんしんガイド」より。
復帰ボタンにキャップが付いている場合、キャップをはずします。
復帰ボタンをしっかりと奥までおしこみ、ゆっくり手を放します。再び、赤ランプの点滅が始まります。
この点滅している間に、ガス漏れなどがないかをマイコンがチェックしています。
点滅が消えればOKです。これで、再びガスが使えるようになります。
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復旧手順は簡単、とはいうものの、何分<ガス>のことですから、「間違ったらどうしよう…」等ご不安なことと思います。
大阪ガスに連絡して見に来てもらうのが一番ですが、まずは弊社の(いつもの)営業担当にご相談いただいてもOKです。
お困りの場合はお気軽にご連絡くださいませ。
情報提供は、西部営業所の西方でした。
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