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キッチン改装を終えられた組合員様から、「新品のシステムキッチンなのに、ステンレスの天板に雲形の汚れが…!」とのご相談をいただくことがあります。
ステンレスのシンクや天板上に、白くこびりついた雲形の汚れ、もしくは点々とした斑点状のシミの正体は、水中のマグネシウムやカルシウム分です。
身体に悪い毒性のものなどではなく、水の成分なのでご安心くださいね。
水分が乾燥することによって、マグネシウムらが固くしっかりと付着してしまったものです。
前回、お風呂の浴槽に付着する「もらいさび(錆び)」のお話をしましたが、キッチンのシンクにも「もらいさび」は発生します。
シンクや天板など、ステンレスだから錆びないと思われがちですが、外部からの原因でさびが発生・付着することがあるのです。
例えば、天板の上に直接、
・缶詰やそのフタ
・包丁
等を置いていたところに水分が付くと、そこから錆びが発生したりしますので、要注意です!
いずれの場合も、ずっと長い間放置しないように気を付けてくださいね。
汚れを見つけたらすぐに、次の要領でおそうじしてみて下さい。
●汚れに水をかけてから、中性洗剤を付けた歯ブラシなどで静かに汚れをこすります。
汚れを洗い落とした後、水で洗い流して、水分をしっかりと拭き取ります。
●上記の方法で汚れが落ちなかった場合:
スポンジやメラミンスポンジに、液体のクリームクレンザー(細粒子)を含ませ磨きます。
汚れが落ちたら、水で洗い流して、水分を完璧に拭き取ります。
金属タワシ、ナイロンタワシ、目の粗いざらざらっとした粉末クレンザーは、ステンレスの表面を傷めますので、使用しないでくださいね。
キズが付くと、そこからサビが発生することがあります。
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キッチンは「水滴や汚れは、その都度こまめに拭きとる」ことが原則です。
使い終わったらまず水拭きし、水滴を残さないように さらに乾拭きをすると完璧です♪
使い勝手の良い我が家のキッチン、永く美しくお使いくださいませ。
情報提供は、東部営業所の池田でした。ありがとうございました!
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