Staff Blog
お家のリフォームを進める中で、ご予算の関係で削られる確立の高い箇所のひとつが<窓まわり>です。
でも、カーテンをあきらめる前に、ちょっとお待ちください!
今のオーダーカーテンは、昔ほど高価ではありません(^_^;
既製カーテンよりは高めですが、今はお求めやすい価格の さまざまな種類のオーダーカーテンも増えてきています。
「カーテンを新調する前に…」シリーズの最後は、オーダーカーテンと既製カーテンの「ここが違う!」という比較レポートで、いったん締めくくりたいと思います。
↑写真は、川島織物セルコンのデジタルカタログ<FILO> モリスコレクションのページより。
私どもも1窓:数万円のカーテンをオーダーいただいて、組合員様宅に吊らせて頂くことがあります。
吊ってみると、やはり既製とオーダーの違いは一目瞭然です。
カーテン生地の手触り、質感はもちろんのこと、吊った時にヒダがきれいに出るのと出ないのとで、全く印象が異なります。
オーダーカーテン | 既製カーテン | |
サイズ | それぞれの窓の大きさや形に合わせ て、巾・丈とも1cm単位でサイズを 変えて作ることが可能。 |
2~5種類の決まったサイズのみなので、 窓の大きさに合わないケースが多い。 |
縫 製 | 注文を受けてから、職人が一枚々々 細かなところまでていねいに手縫い。 |
中国などの工場で大量生産。 |
生 地 | 洗練された豊富な色・柄の中から選べる。 品質が良いので、耐久年数も長い。 |
種類が少ない。 品質もあまり良くなく、耐久年数は 短い。 |
ヒ ダ | 生地をたっぷり使った三ツ山・2倍 ヒダ仕様なので、カーテン本来の 美しいプリーツが出る。 |
二ツ山・1.5倍ヒダ使いなので、 プリーツは出ない。 |
上部の 折り返し |
長さ:9cm。 しっかりとしたポリエステルの芯地。 |
長さ:7~8cm。 薄い不織布の芯地。 |
下部の 折り返し |
長さ:10~12cm。 ダブル完全三ツ巻(三ツ折)。 |
長さ:7cm、5cm。 シングル折返し(二ツ折)。 |
アレンジ | 同じ生地を使ってシェードや、 お揃いのクッションを作ったり、 お部屋をトータルコーディネイト可能。 |
お揃いのシェードやクッションが 欲しい場合は、カーテンをほどいて 縫い直すしかない。 |
価 格 | 既製カーテンよりは高価だが、 お求めやすい価格のものもある。 |
ドレープとレースのセットで 3,000円程度のものなど、 安価な価格設定。 |
納 期 | ご注文を受けてから作るので、 出来上がり・お渡しまでに1週間 ~10日程かかる。 |
在庫があれば、 購入したその日に持ち帰り。 |
アフター サービス |
メーカー保証期間を設定しており、 使用中に発生した不具合には無償で対応。 期間後は有償対応。 |
購入後、即日での不具合のみ交換可能。 その他は一切対応無し。 |
かくいう弊社のHAの一人も、自宅では1窓:1万円のカーテンを吊っていますが、初めこそはきれいなプリーツでしたが、今はだんだん広がってきているそうです。
彼女が組合員様宅で『十年前にコープで買ったの』と見せて頂いたカーテンは、まだまだきれいな形とプリーツを残していて驚いたそうです。
お手軽な模様替えも気分が変わって良いけれど、やはり良い物を、こまめにお手入れしながら長く使うスタイルが理想ですよね。
↑写真は、川島織物セルコンのデジタルカタログ<FILO> TRANSPARENTのページより。
最後に、かんたんな日常のカーテンのお手入れ方法をご紹介しますね。
カーテンには空気中のホコリなどがどうしても付いてしまうので、日頃からカーテンをふるう、はたきではたくなどして、ホコリを落とすよう心がけましょう。
正しくお手入れすることで、新しいカーテンをずっと綺麗に保てます。
<洗濯の目安>
●レースカーテンの場合……年に2回程度
●厚地カーテンの場合………年に1回程度
カーテンのお手入れ方法については、
過去の記事『カーテンの白さを長持ちさせるには』もご覧くださいね。
―――――――――――― * ――――――――――――
いかがでしたでしょうか。
これまでの3回にわたる記事の中で、何かひとつでもヒントや参考になることがあれば 幸いです。
また、この機会にぜひ一度、お家の中のカーテンを見直してみてくださいね。
情報提供は、甲南事務所の谷池でした。
この記事に関連したブログ