ブルー&グリーンプロジェクトは、一般財団法人ベターリビングとガス業界が共に推進している取り組みです。ブルーは、環境保全に貢献する高効率ガス機器の炎を、グリーンは植樹により広がる緑を表しています。組合員の皆さまに省エネ型高効率ガス給湯・暖房機(エコジョーズ・エネファーム)を取り付けていただくことにより、CO2削減を目指し、併せて植樹活動のサポートを行います。
Reforestation
ブルー&グリーンプロジェクトは、一般財団法人ベターリビングとガス業界が共に推進している取り組みです。ブルーは、環境保全に貢献する高効率ガス機器の炎を、グリーンは植樹により広がる緑を表しています。組合員の皆さまに省エネ型高効率ガス給湯・暖房機(エコジョーズ・エネファーム)を取り付けていただくことにより、CO2削減を目指し、併せて植樹活動のサポートを行います。
わたしたちは、地球温暖化の大きな要因とされている、
家庭でのCO2排出を抑制する対象機器の普及に努めています。
家庭で消費されるエネルギーの約5割は、お風呂・台所への給湯や室内暖房に使われています。
エネルギー使用効率が高い省エネ型ガス給湯・暖房機が普及すれば、
家庭の消費エネルギーの削減も実現できます。
2006年の6月、「ガスで森をつくる」をキャッチフレーズに植樹活動をスタート、約10年にわたる活動で、390万本(約2,200ha)の植樹を実施しました。
対象機器普及によるCO2削減効果は年間99万t、樹木の成長によるCO2削減効果は年間6万tにもなります。合わせると年間105万tのCO2削減。
これは日本の家庭約21万世帯の年間CO2排出量に相当します(※)。
※1世帯/年のCO2排出量=5tとして計算
出典:温室効果ガスインドントリオフィス
出典:ブルー&グリーンプロジェクト/一般財団法人ベターリビング
フエ省の知事と社長の植樹作業
地元の方々との記念撮影
2017年2月のバクザン省の植樹地では看板が建てられ、
20メートル近い高さに育っています。
出典:ブルー&グリーンプロジェクト/一般財団法人ベターリビング
そして、ベトナム政府 農業・地方開発省より
ブルー&グリーンプロジェクトでの植樹について感謝状が授与されました!
現在では植林の地をベトナムから
東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市の「高田松原」に移し、
松苗の保育、植栽などに取り組んでいます。
岩手県陸前高田市気仙町にかつて存在した高田松原。全長2㎞にわたる砂浜とともに7万本の松林が広がる白砂青松の美し景観は、国の名勝に指定され、日本百景にも選定されました。年間約100万人が訪れる観光地として、また市民の憩いの場として親しまれていました。
2011年3月11日の東日本大震災では、高さ10mを超す大津波に呑みこまれ、松原の木々は根こそぎ倒されて壊滅。美しい景観は失われてしまいました。
ブルー&グリーンプロジェクトは活動拠点を国内に移し、2014年4月より
「高田松原」の再生活動の支援をスタートしました。
家庭の消費エネルギーの削減に引続き取り組むとともに、
「高田松原を守る会」など市民の皆さまとともに、
高田松原再生による被災地の自然環境や歴史的風土の再生を支援します。
沿岸2kmにわたり、整備される2本の
防潮堤(第1線堤:3.5m、第2線堤:12.5m)内側に高田松原の再生が予定されています。
2015年から3年にわたり、苗木の育成及び試験植栽といった準備作業が進められてきましたが、2017年6月より、いよいよ本植栽が始まりました。 2019年度までに約8haに約4万本のクロマツとアカマツが植えられる予定です。ブルー&グリーンプロジェクトが、「高田松原を守る会」をはじめ、市民や応援してくださる方々と一緒に松苗を植える面積はそのうち2haで、本数は1万本を予定しています。
コープ住宅では引き続きこれらの活動を通じて、
省エネ型ガス給湯・暖房機の普及による家庭のCO2排出削減に取り組むとともに、
東日本大震災で被災した地域の自然環境や歴史的風土の再生を支援いたします。