宝塚市 K様
Interview
組合員さまインタビュー
宝塚市 K様
<施工前>
<施工後>
費用・・・・・800万円 | 施工部分・・・・・和室・クロス張り替え・エクステリア・外壁塗装・屋根・給湯器
この家は築23年になります。建てた2年後に震災(阪神・淡路大震災)に遭いました。
大工さんがさっそく補修に来てくれたんですけど、とりあえず雨漏りしないようにと屋根の補修と、外壁の塗り替えだけをお願いして。
その後十数年経って、家が古びて来た頃には父の足腰が弱ってきて、家に手を入れることができなかったんです。
それでずっと、「いずれはしなくては」という思いを引きずってきました。
その父が2013年に亡くなりまして、母がまだ動けて元気な今しかない!と思い立ちました。
コープ住宅をお選び頂いたのは、どういったことからでしょう?
リフォームを思い立っても、この家を建ててくれた大工さんは、たぶん現役引退しておられるだろうから頼むことはできません。
また、リフォームは、壁、内装とか仕事が多岐に渡りますでしょう。
小さな工務店さんより、そういった大小のこと全てを引き受けてくれる、組織として動ける体制を持っているコープさんなら、要望にしろ不足にしろ、お伝えしやすいんじゃないかなと思いました。
実際に、地域担当や設計担当とリフォームを進めていく過程はいかがでしたか?
そうですね、柴田さんが窓口になって、何もかも全て引き受けて下さったのでね。
色々な分野のことでも、まず柴田さんを通してから、というやり方で、やり易くて良かったですねえ。
はい。もともと古いタイプの和室で、8畳敷きで床の間があって、こちらに広縁があって…という部屋でした。
この家を建てたとき、昔の大工さんだから、「親が寝込んだ時には、下に畳の部屋が絶対に要る」と言ってましたが、このごろは親が寝込んでもベッドですよね。結局、ずっと物置になってました。
本もただ積み上げておくだけでしたが、畳だと安定性が無いので、もう一挙に書庫に改装してしまおうと思いましてね。
書庫に改装するにあたって、特に奥様がこだわられた点はどこでしょうか?
とにかく本をたくさん置きたかったので、床だけはガッツリと補強を入れたいなと思っていました。
それまでも、主人と「床、傾いてない?」とビー玉を転がしてみたりしてましたから、その心配だけは失くしたかったので。
今回も「鉄骨を入れて下さい」ってお願いしたら、「いやいや、そこまでしなくても大丈夫ですよ」と言われたり。(笑)
以前は本を2階にも分散させて置いてたんですが、どこに何があるのかわからなくなって、同じ本を2冊買ってしまうこともあって。
ですから、全ての本を背表紙が見えるように並べたい!という希望がありました。
じっさいに和室を洋間にリフォームされてみて、いかがでしたか?
やっぱりやって良かったです!本がすっきり一部屋にまとまりましたからね。奥にあった、高さのある床の間も無くしてフラットにして、本の収納を増やしました。
障子を残して頂いたのも、最初は「洋間になったのに障子?」と思いましたが、意外と桟(さん)と組子の縦・横の線が、造り付けの本棚の線と合っていて良かったですねえ。
今回、外壁と屋根も新しく塗り替えて頂きましたし、カーポートも新しくしたんですよ。
あと家の中では、台所のガスコンロと洗面台とを入れ替えました。
脱衣場とトイレの壁紙も替えて、きれいになりました。
壁紙は、お玄関から階段、そして2階の廊下までの広い範囲を張り替えさせていただきました。
壁紙は職人さんも大変だったと思いますけど、細かいところまで丁寧に張って下さいました。
とにかく、亡き父がヘビースモーカーだったもので、特にお玄関の壁紙なんか茶色く染まってたんですよ。そこも全て張り替えて、明るくなって良かったです。
壁紙ってやっぱりスペースが広いだけに、影響も大きいですねえ!
電話置き場の位置も変えましたね。
そうそう、電話置き場は、前は大工さんがダイニングの内側に造ってくれてたのを、外の廊下側に出してもらったんです。
出っ張りが無くなったので、ダイニング側には家具が置けましたし、食事中に電話がかかってきても、家族同士が遠慮することも無くなりました。家を建てる時って、そんなに細かいところまで考えませんので、暮らしていると不便なところが色々と出てきますねえ。
電話置き場にしても、最初の要望項目には入ってませんでした(笑)。
そんな細かなところを変えて頂けたのも良かったですよ!日常生活ではよく使いますのでね。
良いタイミングでしたね。柴田にどんどん、ご相談いただいたことと思います。
はい、次々と(笑)。
このダイニングの戸もね、前は重かったんですよ。それが、新しい部屋(書庫)の戸がものすごく軽いのにビックリして。
「今はレールを変えたら、軽くできるんですよ」って聞いて、「それならこっちの戸もお願いします!」って3か所、替えていただいたんですよ。
本当、軽々ですね!これだと何回でも開け閉めできますね。
軽いでしょう。それからね、この廊下のコンセントも、今まで手すりの陰になって生きて(使え)なかったんです。
それを電気工事をして位置を変えていただいたので、こんなふうに足元灯が付けられるようになって。
こういうのは、工事の間に思いついたり、思い出したりしてね。要求がいろいろ増えていってしまいました。
そういった細かなことも含めて、全体として、念願かなって(リフォームを)やって良かったですよ!
メインは、和室から洋室への改装です。たくさんの本を収納できるよう、周囲にぐるりと造り付けの本棚を設置させて頂きました。棚の高さや幅は、所持されていた本の大きさに合わせて考えたオリジナルです。
本は重量があるので、しっかりと床の補強を行いました。
インタビュアー:コープ住宅本社営業部 嶋田美子
笑顔を交えながら、はきはきとお話しいただきました。ありがとうございました。