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洗面室は湿気を多く帯びる場所なので、床や壁材が傷んでいることが多いです。洗面化粧台を新しくすると同時にぜひ内装の見直しをお勧めします。また、洗面所をリフォームする際に大切なのは、その空間をどのように使用するのかを明確にすることです。ご家族によって、ただお風呂に行く手前の部屋、化粧をする部屋、着替える部屋、洗濯物を干す部屋など・・・「これからの」ライフスタイルに合わせて、必要なスペースや機能の優先順位を考えてみましょう。朝や夜、家族それぞれの使い方をイメージしてみることが重要です。
洗面所のスペースには、洗面や手洗い専用とする場合と、脱衣室や洗濯室も兼ねる多目的な空間とする場合があります。
洗面や手洗い、歯磨き、お化粧などを行う専用の場所として設ける洗面所です。家のスペースに制限がある場合やセカンド洗面所として選ばれるタイプです。玄関近くに設置すれば、お孫さんや子どもが帰宅した時に手洗いやうがいなどにも利用できます。また、寝室に隣接させて、パウダールームにするのもよいでしょう。
洗面だけでなく、脱衣や洗濯などにも利用するタイプの洗面所です。脱衣室を兼ねることができるようにバスルームに隣接させ、洗濯機を設置することが多くなります。室内干しや洗濯物が畳めるようなユーティリティ機能のあるタイプもあります。湿気が溜まりやすいので、調湿機能のある壁材や耐水性の高い床材などを選ぶことも必要になります。
洗面化粧台の基本的な間口サイズは、60㎝~で、75㎝が一般的、奥行は50~60㎝が基本です。広さに合わせてサイズを決めます。また、昔に比べて手洗い面の高さが若干高くなっているのも特徴です。顔を洗うのに腰への負担を少なくすることができます。次に、目的に合わせてボウルの形状を選び、高さや収納のタイプもしっかりチェックしましょう。下台の収納部にも、奥にある物も出しやすいスライドタイプや整理整頓がしやすい引き出しタイプ、大きな物も収納しやすい引き戸タイプなどがあります。小物やストック品など収納する機会の多い場合なので、自分にとって使いやすいものを選びましょう。
ある程度、決まった間口で作られたタイプで、洗面ボウルや鏡、収納キャビネット、照明、水栓金具などがあらかじめセットされています。間口サイズによってさまざまな商品が揃っているのが特徴で、価格やデザイン、機能のバリエーションも豊富です。
お家ごとに合わせたオーダー洗面台で、カウンターや洗面ボウル、水栓金具、収納キャビネット、扉材などを自由に組み合わせることができます。設置する空間や収納する物などに合わせて選べるため、オリジナルな洗面スペースをつくることが可能です。
最近は、洗面室にリラックスルームのように心地よくゆったりとくつろげる空間を求め限られたスペースでも広がりを感じさせる工夫やアイデア、ご家族だけのこだわりのあるデザインにする方も増えています。
隣接するバスルームとのつながりを意識することで、洗面所をより広々と心地よい空間にすることができます。たとえば、浴槽や洗面ボウル、内装材の色や素材を揃えることで空間の一体化を図ったり、仕切り壁や出入り口ドアに透明ガラスを用いたりすることで、開放的な空間になるでしょう。
シンプルですっきりとした都会的なデザインやナチュラルなリゾート感覚のプランなど、ホテルのサニタリー風の空間も注目されています。ガラスや陶器の洗面ボウル、海外製の水栓金具などを組み合わせたり、収納スペースを充実させたりすることで、生活感を抑えた空間になるでしょう。